初心者がバイクを缶スプレーで自家塗装した時の手順です。水色のリトルカブの部品をメタリックブルーに塗装したさいに私がやってみたやり方や使った塗料、道具をまとめています。
下地処理
大事なのは錆取りと脱脂!
塗装を綺麗に仕上げるには下地処理が大切だと言う事は既に知っていると思いますので、具体的な手順を書きます。
手順は、洗車(泥や埃を取る)→ 錆びをワイヤーブラシや粗いサンドペーパーで取る → サンドペーパーでムラなく擦る → 洗って脱脂する → サーフェーサーを塗るという流れになります。
サンドペーパーはホームセンターに売っているスポンジタイプをお勧めします。 スポンジなので曲面になじみます とのことで、非常に便利です。水を付けて磨いて下さい。
そして、金属面には自動車用のサーフェーサーを、プラスチックなどにはバンパープライマーなどを塗ってからサーフェーサーを塗って下さい。
メッキ面などはミッチャクロンがお勧めです。他のプライマーの完全上位互換です。圧倒的に剝がれません。
本塗装
本番の塗装は環境づくりが大事です。缶スプレーの塗料はめっちゃ広がるので対策しましょう。
新聞紙などで壁など周囲は必ずマスキングして、ゴミが舞わないように地面に打ち水などをして、塗りたい物を地面から5センチほど何かを挟んで上げておくとゴミが入り難いです。
準備が出来たらまず、薄ーく砂吹きを5~10分程度の間隔を開けて、2、3回ほど塗ります。
それが済んだら、15~20センチくらいの距離から塗料が垂れない程度に、テカテカになるまで吹くのを下地が隠れるまで2時間程度開けて数回に分けて繰り返します。
クリヤーも同じ手順で行います。クリヤーまで吹いたら完全に乾燥するまで2日から1週間開けて下さい。その後はもっと艶を出したい人はコンパウンドなどで磨きましょう。今回クリヤーはアクリル系を使用しましたが、燃料タンクなどガソリンのかかる恐れのある所はウレタン系クリヤーを使用して下さい。
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